当サロンには、家族関係の悩みで来られる方も多いのですが、子供の不登校で悩まれている方も結構いらっしゃいます。
子供の気持ちに寄り添いたい。でもやり方がわからない。自分がどうしたいのか。子供が何を考えているのかもわからない。などなど…。しんどいですね。

​しかし、表面的な悩みは不登校ですが、それまでの親子関係、夫婦関係、子供の性質、ご自身の捉え方など、不登校にも、様々なことが複雑に絡み合っているのです。
ですので、一つずつゆっくり解きほぐしていくことが大切です。そして、これも体から変えていく事ができます。人間関係のところでも書きましたが、自分の体と心を変えることで、周りとの関係性が変わり、結果的に相手も変わることが多いです。

​また、お子さんの整体もさせていただいています。言葉にできない思いを抱えているお子さんも多く、整体セラピーで心をケアをしています。

ご自身の体もしんどく、またお子さんも不登校でしんどそうとのことで、親子で整体をうけてくださった方からのメッセージです。

「人百倍 敏感に人の気持ちを感じ取り、疲れきっていた娘。
大人でも未熟な人はいる。
同級生の外面と本音が違う事。
人は人、自分は自分って受け入れるのは、簡単ではない、難しい年頃。

娘が整体を受けた時に、先生から
「娘さんが輝ける場所は学校だけではないですよ」
って言われてハッとしました‼︎」

この時お子さんは、起立性調節障害(OD)で、学校に行っていませんでした。
（※現在は、通学されています）

お子さんは、とてもとても感性が豊かな子でした。
こちらの一言の裏の裏側までも、全て受信するかのように、アンテナが出ているのです。
「これでは、教室はかなりしんどいだろう…」
「むしろ、小学校は行けてたのが不思議なくらい。すごくすごく頑張ってたんだろうな…」と、思いました。

学校が、教室が、とてもしんどい子もいるんです。張り巡らされたアンテナは、意識して閉じることも出来ません。嫌でも、情報が入ってくるんです。
それを、そんなものだよね～なんて流したりするのは、まだ経験の浅い子には難しいのです。
コチラのお子さんは、弱いわけでも、我儘でもありません。むしろ、素晴らしい感受性を持っていました。ちょっと羨ましいぞ！というくらい。

ただ、今の学校という場が、合わなかった。
それだけです。

合わない場に、無理に行かせたり、行かせようとしたりすると、心が固く閉じてしまいます。自分を守るために。このときは、ODという病気の形で体に出ては来ましたが、心の…SOSでもあったのだと思います。

この親子整体の後、お母さまに、上記の事をお話すると、瞬時に娘さんの気持ちをまるごと受け止めて、娘さんが喜ぶようなことをまずはしてみよう！って、行動されました。

​すると、娘さんに笑顔が増えたそうです(^-^)
早く寝るようにもなったと…。

本当の意味で子を受け止める。その子を肯定する。
なかなか難しいことではあります。

学校には、行ったほうが良い。そこの思い込みを変えていく親のほうにも、勇気がいりますもんね。ですので、親御さんのほうのケアも大切と、まずは親御さんのほうへの整体をお勧めしています。

親から子への影響はとても大きく、子供だけが変わろうとするよりもずっと、親が変わる方が良い影響があるのです。（ただ、身体的な問題のみの起立性調節障害や起立性低血圧で、学校に行きたいのに行けない！という子もいます。その場合は、お子さんだけの整体でも大丈夫です。）

ひとくちに不登校といっても、人により、子により、親により、本当に事情は様々です。どこから変わっていけるのか、変えると負担がないのか。どう進みたいのか。人の数だけ、解決法はあります。

ご自身の体の事でも、お子さんの事でも、なんでもご相談くださいね。

※参考記事　不登校のお子さんが学校に行けない理由

※スキャニングセラピーがお勧めです。
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