起立性調節障害(OD)を心と体から
起立性調節障害は、主に思春期前後に発症します。自律神経の働きがうまくいかず、起床時に血圧が維持できない、心拍数が上がりすぎるなどで、朝に起きて活動することが困難になります。「立ち眩みが頻繁」「疲れやすい」「長時間同じ姿勢が辛い」などなどが主な症状です。
この病気で辛いのは、学校に行けないお子さんと、それを見守る保護者の方の気持ちの行き場がないことです。学校は、多数の児童のためのもので、少数派の子供に対する対応策は、なかなかないのが現状です。ですので、どうしても、置いていかれるという気持ちになりやすく、本人も家族も辛くなるケースが往々にしてあります。
しかし、ここに至るまでのお子さんの体には、様々なサインがあったはず。ODのお子さんは、生まれつき生真面目さや敏感さを持った方が多いと感じます。そして、その親御さんも。お子さん自身もですが、親御さんもご自身を見つめなおす機会として、この時期を過ごされ、次へと進まれるよう、お手伝いさせていただきます。
起立性調節障害は、自律神経の働きがうまくいかず発症します。ですので、自律神経が整うよう、体の循環力とストレスを取り除いていきます。また、精神的なストレスも影響している場合が大きいので、そちらもカウンセリングしていきます。
整体セラピーでは、以下のように整えていきます。 【カウンセリング】 |
私の長女は、中1の夏に起立性調節障害(OD)を発症しました。朝、何度起こそうとしても、気を失ったように起きないんです。
幸い、そのころ駆け出しの整体師だった私は、この病気の知識はあったので、すぐに起立性調節障害では?と思い、すぐに病院で診断してもらうことが出来ました。(ODは、夕方に元気になるケースが多いため、病気ではなく気持ちの問題と思われ、診断が遅れることが往々にしてあるのです)
長女の性質は、小さいころから神経質でした。体に常に緊張感があり、いくらこちらが「気にしなくていいよ」といっても、気にしてしまうような子でした。
が!ゆっくり家で休んでいる間に、その性格はガラッと変わりました。「人のことを気にしてても仕方ないね」と、明るいエネルギーに変わりました。今は、自分のペースを守ることも覚え、高校生活を楽しんでいます。
不登校の間、私がやったことは、体のメンテナンスもですが、「この子は大丈夫」と、信じ続ける事でした。何か根拠があったわけではないです。でも、ただ、「この子は大丈夫」と思っていたら、大丈夫だったということです。
一度、不登校のお母さまの集まりに行った際に驚いたのは、「子供の事がわからない」「将来が不安」と、子供のことが信頼できない方が多かったこと。そして、子供の問題と自分の問題が、かなりかぶっている方が多いことでした。
でも、思考と心の仕組みや、エネルギーのことなどわからなければ、当たり前ですよね。
不安感がある時は、なかなか自分では、どんな思考をしているのか気づかないものです。そして思考から感情が生まれ、その感情に振り回されてしまうのです。私の経験も踏まえ、起立性調節障害の子供と、その親御さんへ、整体とカウンセリングからお手伝いさせていただけたらありがたいです。
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