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ぐるぐると同じことを考えてしまう・思考のループにはまった時の対処

考えても無駄なことを考えてしまう時

人は、一日の中で、何度思考するのでしょう。 その数なんと6万回!!だそうです。ほぼ毎秒考えています。 そして、その思考のうちネガティブな要素のものは、実に、80%!!

ぐるぐる思考

驚きますよね。毎秒毎秒考えていて、しかもそのうちのほとんどがネガティブな要素だなんて…。
私たちの思考は、ほぼ不安や恐怖から出発しています。でもそれは、人として生きていくために、最善・最良の方法を得ようとするために、自然なこととも言えますね。

ただ、その思考に頭の中が支配されてしまうことは避けましょう。でないと、目の前の事に目が向かず、過去や妄想の中で生きることになってしまうからです。

特に過去の失敗体験などは、記憶の中に深く入り込んでしまうため、少しの刺激で何度もその体験を思い出してしまい、負の思考ループから抜け出せなくなります。
そして、そういったネガティブ思考を行っている際の体の反応はというと、ストレスを感じ緊張しています。 なんらかの解決策を考えるために、思考をするならよいのですが、実際は、考えてもどうしようもない事を、考えてしまうことも多いのが事実。

では、そういった考えても無駄なこと。目の前のことへの対処ではなく、不安や恐怖から出た思考で頭がいっぱいになった場合の対処を書いていきます。

思考のループと距離を置く


思考のループに入ってしまった時、その内容と自分の間に隙間を作ります。

具体的には、「それって○○になる?」と自分に問い、思考した先の「結果」というものをに目を向けます。  

例えば、お金が欲しくてあれこれ考えている時は 「それって、お金になるか?」   時間が欲しいときは 「それって、時間になるか?」   やり直したい過去のことを考えているときは 「実際にやり直せるのか?」 と、その思考をすることで、自分が得たいものを本当に得れるのか?と自分に聞きます

きっと、思考のループに落ちてしまっている時は、結果が欲しくて思考しているわけではないはずです。でも、結果が出ないからこそ、同じことを考え続けてしまうのです。
なので、いったんその思考の先の「結果」というものに、目を向けます。

前向きに解決するために思考している場合ではない場合、ほとんどのケースで、「どうにもならない」という結果が出てくるはずです。
そうなると、いったん、その入り込んだ思考のループから離れ、距離をあけることが出来ます。

思考のループを抜け出す


さあ、思考してても「どうにもならない」とわかったら、次は手放しです。
「そうは言っても考えてしまうんです!!」
という方も、次のワークをしてください。自分がはまり込んでいた思考を、客観的に観て距離をあけ、その後消去する方法です。


①自分の目の前にテレビを置きます。少し距離を空けて、2メートル先くらいに。
②その画面に自分がぐるぐる考えていることを映します。が、その時に、カラーでなく、昔のモノクロ映画のような色味のない画面にします。
③一通り映し終わったら、テレビのスイッチをリモコンで切ります。
④その後、録画データを消去するように、頭の中にある今見た映像の記憶を消します。(リモコンで、削除を選んで消すようなイメージ)

大事なコツ


さて、上記のワークの後、大事なコツがあるのですが、それは
「こんなに一生懸命考えてくれて、ありがとうね!」と、自分にお礼を言うことです。


どうしても、「こんなことを考えている自分はだめだ~」って、自己否定の気持ちが生まれてしまう時は、特に忘れずやってください。


体も心も、自分自身を守るために、色々なことをしてくれています。
思考のループから抜け出せないという一見ネガティブな事実も、自分を守るという一つの側面があるのです。


「また、こんなこと考えてしまったー!」ではなくて、そんな自分に感謝しましょう。
感謝もやりにくい~という方は、「そんなにあーだこーだ考えて、お疲れさん」って、ポンポンっと自分の頭を軽くたたいてくださいね。

考える人も、考えるのをやめたようです(笑)


サロンでは、頭の中で特定の思考が止まらないときに、それをやめるように促すセラピーもしています。
頭の中が、常に不快感を感じる思考で埋まってしまう。
自分ではどうにもできないという時。
ぜひ、ご相談ください。

 
さて、上記のワークの後、大事なコツがあるのですが、それは
「こんなに一生懸命考えてくれて、ありがとうね!」と、自分にお礼を言うことです。
 
どうしても、「こんなことを考えている自分はだめだ~」って、自己否定の気持ちが生まれてしまう時は、特に忘れずやってください。
 
体も心も、自分自身を守るために、色々なことをしてくれています。
思考のループから抜け出せないという一見ネガティブな事実も、自分を守るという一つの側面があるのです。
 
「また、こんなこと考えてしまったー!」ではなくて、そんな自分に感謝しましょう。
感謝もやりにくい~という方は、「そんなにあーだこーだ考えて、お疲れさん」って、ポンポンっと自分の頭を軽くたたいてくださいね。

考える人も、考えるのをやめたようです(笑)
考えすぎる人
 
 

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