マイナス思考を変えたい

誰にでも生活に波があり、その時々でどうしても落ち込む時があります。

そんなときは、考えることがマイナス思考になりやすく、どんどんどんどん不安なことが浮かんできます。

私自身も、落ち込む時があります。そんなときは、「全部、私が悪いんだ～」 「私がいたらないから、こんなことになるんだ～」 と、非常に気分が沈んでいしまいます。

マイナスの思考は心を不安定にしますが、体にも影響が出てきます。人が最も影響を感じやすいのは「胃」ですね。食欲がない。胃が痛い。むかむかする。など。心が安定しない時は、胃が影響を受けやすいです。 そんな時に胃薬を飲んでも、根本的な解決にはなりません。 まずは、なぜマイナス思考に陥ってしまうのかという脳の癖を知りましょう。

脳は、マイナス思考を選んでいる

マイナス思考に入っている人の話を聞いていたら、ほとんどの方が 「気にしすぎ！」 「自分で自分を追い込んでしまってるなあ」 と、いうことを感じると思います。 でも、当の本人は、不安な感情が止まらなくて、マイナス思考でしか物事を考えられなくなっているんですね。

だから 「気にしすぎだって！」 って言っても 「わかってくれない！」 と、さらに落ち込むことになったりしています。 これは、脳の電気信号が、とにかくマイナス方面への刺激を通しやすくなっているためです。

人の脳は、膨大な情報のなかから見たいものを見て、感じたいことを感じるように出来ています。 それは、情報を整理するために必要な事なのですが、偏った見方をしてしまう原因にもなるんですね。 だから、マイナス思考に陥っている時は、とにかくなんでも、不安を駆り立てるものとして受け取りやすいです。

脳の中に出来る道

人はいったん不安になると、どんどん不安を増加するものを脳が見つけてきてしまいます。 すると、どうなるのか。 最初一本道だった不安への回路がどんどん補強されていきます。

 気が付けば、こんな立派な道路に！！！ 「あなた、不安になるための要素を集めてるでしょ。さあ！この道を通ってごらん！不安にな～れ！」 と、ご丁寧に、さらに落ち込む思考に入らせてくれます。 「いやいや。こんな道を通りたくないですよ。」 と、思ってみるのですが、いかんせん、希望する道は工事中とかで、なかなか開通しないんですよね。 落ち込む時って、頭の中では、こんなものです。

気がついていないだけ

でも、脳の中には、通りやすい道と通りにくい道があるものの、マイナス道だけじゃなくて、喜びの道とか、希望の道とかも、ちゃんと用意はされているんです。

こんな風に、まだまだ整備されていなくて、通りにくいながらも、ちゃんと道はあります。 でも、マイナス思考の時は、ついつい自分で選んで、マイナス道に入っていってしまう。 なぜなら、通りやすいから！！

こちらのほうが、立派ですしね～。

しかも、マイナス思考道のほうが、日本人の遺伝子的に整備されているんです。 何車線もあって綺麗に整備されている道と、ほそーい路地裏の道と、どっちが通りやすいかっていうと、そりゃ前者ですもんね。   でもね。 その路地裏の道も、何度も何度も通っていたら、だんだん 「あれ？こっちのほうが近道やん？」 って気が付いて、そのうちそちらの道のほうが通りやすくなって、どんどん整備されていくのです。

プラスに切り替えるには

もし、不安にかられて離れられなくなったら

って、ことに気が付いて、違う道を頭の中に、作ってください。 マイナス道は最初から整備されているので、つい通りそうになるのですが、頑張って、裏道のプラス道を開拓するのです。そうしたら、そのうち、プラス道を通るのが当たり前になるから。

さいごに

…例えやすく、脳の中を書いてみましたが 伝わりましたでしょうか？  

整体セラピーでは、この脳の中の道の整備をしているイメージです。 ご自身が、楽に感じるような道を選んでいただけるよう、手助けしています。   ご自身でも、深呼吸して 「ほかにも沢山道があるのに、わざわざ選んでるな～」って、感じるだけでも大丈夫。

ご自身の他の可能性に気が付いてくださいね。

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