上手くいく人・上手くいかない人
だれでも、失敗したくない!絶対に上手くいかせたい!そう思う時ってありますよね。 そういう時に、スムーズに物事に対処でき上手くいく人と、上手くいかない人がいます。
それはなぜでしょうか。
行動する時に、何を基準にしている?
上手くいかせたい! そう思った時、意識ではもちろん、色々な戦略が浮かんでいるはずです。 どういった物事が想定されるかを予想し、防御し、必要な手を打つ。やろうとする行動の方向性は、大方の人が同じです。
しかし、次のものが、その行動のベースになっているかどうかで、結果は変わってきます。
それは 自分への信頼感 です。これが、行動をする際に基準となっているかで、その後の実際の行動が変わってきます。
自分への信頼感があると、 自分がやる事に、もし不安があってもスムーズに行動できます。しかし、信頼感がなければ、不安がいったんわくと、そちらに意識を取られて、行動が鈍ります。
行動が変われば、おのずと結果も変わってきます。 自分への信頼感がある人は、万一失敗しても、そこから学べる覚悟が(無意識に)あり、行動する時に制限がありません。制限がないということは、余計な負荷を自分にかけません。やろうと感じたことを、すぐに行動にうつしていけます。
しかし自分への信頼感がない人は、周囲への恐れが無意識にあります。そういう場合は、失敗した時が怖くて不安から行動を起こしているので、行動する時に制限を、知らず知らずにかけています。
また、脳は、上手くいかせようと力が入ると、過去の経験からこんなケースがあるよ!こんな要因があるよ!どうする?どうする?って、余計なものをどんどん引っ張ってくる癖があります。ですので、不安要素がどんどん大きくなって、余計に行動が鈍くなります。
こんな風に、意識の奥深いところで、行動のベースに自己への信頼感があるかでどうかで、行動力が変わり、結果もまた変わります。
自分への信頼感を増すには
では、自分への信頼感を作るためにはどうしたらいいでしょうか。 今、自分に対して「よし!信じるぞ!」と思ったところで、それは上辺だけです。深いところでは、「自分を信じる事が大切なんだから!!」って思えば思うほど、「いやいやいや。無理だし」って、反発がおきます。 ですので、無理なくできる三つの方法を、お伝えします。
①「受け入れる」
まずは、つい不安要素を拾ってきたり、周囲への気遣いを優先して、自分を後回しにしてしまっている事実を受け入れましょう。起きてもいない事態を恐れている事を、客観的に受け入れましょう。 その時に「自分はだめだなあ~」って思う必要はありません。「あーそういう事実があるなあ」と、ただ受け止めてください。
とはいえ、恐れがなかなか抜けない。どうしても不安が出てきてしまう。という時もありますよね。
そういう時は、もう受け入れるしかないです。 というか、受け入れてください!!ないものにしようとしたら、余計に力が入ってしまいます。
「そんなにも自分は上手くやりたいんだね」って、自分の正直な気持ちを素直に受け入れてください。 自分のありのままを受け入れるというのは、パワーを使います。怖くもあります。しかし、受け入れることで、エネルギーの流れが変わります。自分以外の何かに気を取られていたものが、自分に集まってくるのです。 そして、受け入れた後は、体にしっかりと、自分を信頼している時と同じエネルギーを体感させてあげます。 それは、「快」という感覚です。
②「快」を感じる
脳には、物事に対する「快」「不快」を感じる部位があり、そこから大脳新皮質へと情報を集めに行きます。そして体の反応を決めて、体に指令を出します。
自分への信頼感がない人は、「不快」となる情報を集める癖があるんですね。 ですので、まずは「快」と感じることを集めるような習慣をもち、体感していくことが大切です。
「快」と感じることは、なんでもいいです。(人に迷惑をかけるものはダメですよ) 例えば、美味しいコーヒーだったり、お気に入りの場所・映画・本・友人との会話・服・タオル・匂いなどなど。なんでもいいです。自分が「ほっ」とリラックスできるものを、いくつか見つけておきます。 そして「不快」を感じている時に、いつでも「快」に戻れるように、「快」アイテムを用意しておきます。
何度も繰り返していくうちに、脳も体も「快」を感じることが当たり前になるように変わっていきます。そうなると、「快」情報を脳が探していくことも当たり前になり、恐れを感じることも格段に減っていくことが体感できます。
③小さな行動を起こす
脳は、達成感が大好きです。 「やろうとしたことを、完遂した。」この状況を意識的に何度も作ることで、快感を得ます。そして、自分は出来るのだという自信が作られていきます。 それは、小さなことでいいんです。 「今日は、この本を30ページまで読む」「○○さんに、挨拶する」「一か所掃除する」と、自分がすぐに出来る範囲のことでいいのです。 大事なのは、やろうと決める→実行する→出来る。という流れです。 自分が決めたことを、自分は出来たのだという快感を、脳に送ってやることで、行動に対する壁や不安感が減っていきます。
流れに身を任せる
さて、自分への信頼感が増す方法を三つお伝えしました。 仕上げは、「流れに身を任せる」です。
自分への信頼感が増した後は、行動も変わってきます。その時に、邪魔になるのは、「上手くいってくれないと困る!絶対上手くいってくれなきゃ嫌だ~!!」というこだわりです。
上手くいって!絶対失敗したくない!と思う時に限って、不思議なことに、今度は、上手くいかない時の想像が、大きく大きくなっていきます。 脳は、常に平常(真ん中)を保とうと働くので、「上手くいくいく!」と力が入ると、逆に「上手くいかない!」という方へ、意識をひっぱります。そうなると、また不安と恐れとの戦いです。
ですので、ある程度は「なるようになっていく」「すべては上手くいく」と、意識を常に一定に保つための思考も大切なんですね。 この肩の力が抜けた状態を作れると、自分自身の力が発揮でき、また向かう方向性がわかったり、ひらめきが出やすい状態になります。
さいごに
よく、「成功したければ、成功したイメージを持ちなさい。」と、言われます。
セルフイメージの向上ですね。これも、良い方法なのですが、上記の段階を飛ばして、「成功した自分」を描こうとすると、現実との乖離で悩まされます。 まずは、地道に、自分を信頼する。という土台を作ってみてください。
自分を変えていくのは大変。性格は変わらない。と、思われる方もいますが、「そのほうが楽!」って気づくと、圧倒的に、そちらに向かうスピードは早くなります。 自分が向かいたい方向が、自分にとって「楽」で「快」だと、どんどん体に落とし込んでいってくださいね。
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